タイ式マッサージ名称の不正使用と児童搾取事件について
- JingJai thai massage
- 11月24日
- 読了時間: 2分
「12歳のタイ人少女」が実の母親に連れられ、「タイ式マッサージ店」と称する店でサービスをしていたというニュースをご覧になられたと思います。
そのニュースを聞いた時、私は深い悲しみと胸の苦しみを覚えました。
それは単に「タイ式マッサージ」の評判が傷つけられたからではなく、
「少女の命」が私利私欲の道具に利用されたからです。
皆様もご存知の通り、「タイ式マッサージ」は2019年12月12日、ユネスコの「人類の無形文化遺産」に登録されました。
これは、タイの伝統医学の知恵と文化が世界的に認められたことを反映しており、タイ国民にとって大きな栄誉であり、誇りです。
タイ国内外の同志たちは、タイマッサージインストラクター、タイマッサージサロンのオーナー、そして他の同業のプロフェッショナルたちを含め、皆「本場のタイマッサージ」の価値を伝え、この職業の信頼と尊厳を守るために尽力しています。
しかし残念なことに、一部の人々は依然として「タイマッサージ」という名称を、事業活動において不適切に使用し、タイマッサージのイメージを損なっています。「本場のタイマッサージ」には、いかなる隠れたサービスもありません。
そのような行為を行う施設は、「タイマッサージ店」と呼ぶことはできません。
子供であろうと大人であろうと、すべての人間には固有の尊厳と価値があります。
いかなる理由があろうとも、他人の命を金銭と交換する権利はありません。
私利私欲のために「タイマッサージ」という名称を悪用する人々を私は強く非難します。
私にとって「タイマッサージ」は、すべてのタイ人、タイマッサージセラピストが誇りに思う貴重な文化遺産です。
タイマッサージ業界の友人や同志たちは、
この名誉ある伝統を守り続け、
この職業に誠実さと誇りを抱き働き続けています。
INJでは今後もタイマッサージのイメージの改善、セラピストの地位向上を目標に活動を続けていきます
2025年11月
INJ
International Association of Nuad Thai in Japan





コメント